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今回の記事では、DVD/Blu-rayのリッピング・ライティング機能を備えたフリーソフト、「BurnAware Free」の特徴と使い方を詳しく解説いたします。またBurnAware には有料版もあるため、無料版と有料版の違いや機能面のメリット・デメリットも解説していきましょう。代替となるフリーソフトもご紹介します。
BurnAware Freeは、BurnAware社が開発しているライティングソフトです。無料ながら CD/DVD/Blu-rayのディスクメディアに対応しています。またISOイメージファイルの作成にも対応しているため、簡易的なリッピングソフトとして利用も可能です。
BurnAwareにはFree版以外に、サブスクリプションの有料版も用意されております。使い勝手が機能面で有料版を使うという手もあります。今回はFree版を中心にご紹介していきましょう。
● ポイント
BurnAware Freeは32bit 専用となるので、64bitアプリしか起動できない環境では起動できません。64bit版を利用する場合は、有料版を購入しましょう。
BurnAware Premiumはディスクから直接コピーや、読み取りできないディスクの解析はできます。またファイル回復など、堅実的な機能がプラスされるのです。BurnAware は商業用途で使われているソフトなので、ライティングやディスク解析に実績があります。
BurnAware Professionalは商業用途の機能が豊富ですが、一般用途では必要ない機能が多いものです。利用する機会は少ないでしょう。
それではBurnAware Freeを公式サイトからインストールしてみましょう。
1.公式サイトにアクセスして、BurnAware Freeの「Downlord」をクリックして、インストーラーをダウンロードします。
https://www.burnaware.com/download.html
2.ダウンロードが完了したらインストーラーを起動させ、ユーザーアカウント制御のダイアログが表示されたら「はい」をクリックします。
https://eizone.info/burnaware-free/
3.インストーラーを起動したら「日本語」を選択して、「OK」をクリックしましょう。
https://eizone.info/burnaware-free/
6. WinX DVD Ripper Platinumのインストールを進めてきますが、必要ない場合はチェックを外してください。※後ほどこちらの製品をご紹介しますので、気になる方はインストールしておきましょう。
7.インストール先の指定ウィンドウが表示されますので、インストール先を指定して「次へ」をクリックします。基本的にデフォルトで問題ありません。
8.スタートメニュー設定はデフォルトのままで「次へ」をクリックします。
9.デスクトップアイコンを作成する場合はチェックを入れて「次へ」をクリックします。
10.特に問題なければ、そのまま「インストール」をクリックしてインストールを開始しましょう。
11.インストールが完了したら「完了」をクリックして、BurnAware Freeを起動します。
1. BurnAware Freeを起動して、「ISO書き込み」をクリックします。※データDVD/Blu-rayを作成する場合は「データディスク」をクリックしましょう。
https://dvdfab.co.jp/resource/dvd/how-to-use-burnawarefree-to-burn-dvd
2.書き込み画面が表示されたら、画面下の「ディスク上サイズ目安」のところからコピーするディスクを選択します。
3.ISOイメージファイルを1の部分にドラッグ&ドロップするか、画面上の「追加」ボタンをクリックしてISOファイルを指定しましょう。
4.ファイルが追加されたらドライブにブランクDVDを追加して、画面右上の「書き込み」をクリックします。
https://dvdfab.co.jp/resource/dvd/how-to-use-burnawarefree-to-burn-dvd
5.書き込みが開始されると、以下のようなウィンドウが表示されるので、ディスクの進行状況が100%になるまで待ちます。
https://eizone.info/burnaware-free/
6.書き込みが完了したら、DVD/Blu-rayプレイヤーで再生できるかチェックしましょう。
● ポイント
書き込みを行う場合は、書き込み速度とブランクDVD書き込み速度を合わせておくとエラー率が下がります。
メニューの「オプション」を開くことで、書き込み設定を変更できます。
https://eizone.info/burnaware-free/
●「書き込み」タブを選ぶことで、書き込み設定を変更可能です。
https://eizone.info/burnaware-free/
● 各種設定項目
ライティングに関してはBurnAware Freeで十分です。しかしISO・MP4などのリッピング機能を利用したい場合は、別途ソフトを用意する必要があります。今回はインストール時に進められていた「WinX DVD Ripper Platinum」を、ご紹介しましょう。
https://www.winxdvd.com/dvd-ripper-platinum/index-jp.htm
WinX DVD Ripper Platinumは、DVDのリッピングのみに対応した有料ソフトです。しかし最新のコピーガード解除に対応しており、iPhoneやスマホ用のプロファイルを使えば、ほぼワンタッチでリッピングが可能となっています。初心者でも簡単に利用できるでしょう。無料版では5分間のリッピングが可能なので、一度無料で試してみるとよいかもしれません。
WinX DVD Ripper Platinumは、市販・レンタルDVDのコピーガード解除に対応しています。しかしDVDのコピー・リッピングは「違法行為」となってしまう可能性があるので、注意が必要です。
DVDFab DVDリッピングは、もう一つの対策ソフトです。
機能性ではWinX DVD Ripper Platinumより優秀で、ほぼ市場のすべてのコピーガードに対応します。もっとも魅力的な点は、起動速度が素早い、動きも軽くて、WinX DVD Ripper Platinumの重さに比べとずいぶん素晴らしいでしょう!しかも、30日間の完全無料体験もあります。
今回の記事では、BurnAware Freeの特徴と使い方、代替えソフトについてご紹介いたしました。今回の記事をまとめると以下の通りとなります。
BurnAware Freeは無料で永続的に利用できます。ディスクメディアのライティングする可能性があるなら、インストールしておくだけでもよいかもしれません。なおコピーガード解除や市販DVDのコピーなどは、違法行為になる可能性があるため注意しておきましょう。