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Discordのご利用中に、Discordの相手との音声会話を録音して保存したいと思ったことはありませんか。今回は、パソコンでDiscordの音声会話を録音する方法を、皆さんにご紹介いたしますので、参考にしてみてください。
Discord は、もともとゲーマーに向けて作った無料のボイスチャットツールです。そして、Discord はWindows・mac問わず多くのOSに対応し、スマホやiPhoneでも使うことができます。
パソコン版なら、登録なしでニックネームを入れるだけで通話とチャットをすることも可能です。そして、音声通話だけでなく、通話中にBGMを流すこともできる面白いシステムも搭載されています。
録音は可能です。録音の方法は、主に3つあります。パソコンの音声をマイクで録音する方法、録音ソフトを使う方法、仮想サウンドデバイス・ステレオミキサーを使う方法です。他にも、iPhoneを使った録音も可能です。
Discord はスマホやiPhoneからもアクセスできますから、多様な使い方ができます。この後の項目から色んな録音の仕方を紹介していきますので、自分に合う録音の方法を見つけてみてください。ファイル形式も複数のものに対応しており、Discord を録音ができるソフトもいくつもあるので、使いやすいものを探してみましょう。
まずは、パソコンを使ってDiscord を録音するソフトを紹介します。
まずは、ソフトダウンロードしインストールしましょう。公式サイトに無料体験があるので、ダウンロードしインストールしてください。課金するかどうかの判断は、ソフトを使ったあとで問題ありません。
インストールまで完了すると、以下のようなメニュー画面が出てきます。
discordの音声を録音するには、「音声レコーダー」をクリックしてシステム音、マイク音を有効にしてください。
次に、ソフトの右上にある三本線をクリックして、「環境設定」→「出力」で出力ファイルの保存先や音声形式、音質などを設定できます。
この画面を、上から順番に設定していきましょう。設定が完了したら、「REC」を押せば録音がスタートします。Discord の音声録音が終わったら、停止のボタンを押し、録音を終了させてください。
そのあと再生ボタンをクリックして、録音した音声をチェックしましょう。問題がなければ、「ビデオ保存」をクリックして完了です。このソフトは、ただ録音するだけでなく、録音の開始と終了時刻の設定、録画機能など、多彩な使い方ができるため、非常に便利なソフトとなっています。
Windowsに搭載されているレコーダーも、無料で使うことができます。録音ソフトやツールをインストールしたくない人は、まずこのサウンドレコーダーを使ってみましょう。使い方もとても簡単です。検索からサウンドレコーダーを探します。
サウンドレコーダーが見つかったら、ソフトが表示されます。後はサウンドレコーダーをクリックして、録音するだけです。録音ソフトを使ったことがない人でも、すぐに使えて音質もいいので、おすすめな機能です。ただし、Windowsのバージョンによって音声形式のファイルが違うので気を付けてください。
Windows10以下はwma、Windows10以上はaacのみになるので、これ以外のファイル形式に変換する場合は、別で変換ソフトやツールが必要になります。
こちらはフリー版とプロフェッショナル版があり、フリー版でも十分使うことができます。
フリー版は、連続録音時間が90分までとなっており、また録音時のトラック数は8つまでという制限があります。プロフェッショナル版になると、無料お試し期間である14日間をすぎれば課金が必要になりますが、録音時間やトラック数の制限がなくなります。
それ以外はフリーでも十分に使えますし、保存する形式ファイルもmp3、ogg、wma、wavと4つのファイルに変換できるので、課金しなくても問題なく使用できるでしょう。
続けて、ステレオミキサーを使用した録音の仕方を解説します。
無料で、簡単にパソコンでの録音ができるソフトです。「ライン入力mp3録音」→「録音開始」で録音スタートになります。「WAVE入力デバイスの設定」で、パソコン音などを選択可能です。
変換できるファイル形式はmp3、wav、rmpとなっており、無料でファイル形式を変換できるのは便利と言えるでしょう。
こちらも無料で使えるソフトです。ステレオミキサーを使う場合は、録音デバイスをソフト起動後に変更してください。録音ボタンを押せば、すぐに録音ができます。
audacityで利用できる音声ファイルはwma、ogg、mp2、aac、flacです。さらに、エコーなどの音声エフェクトをつけたり、いらない音声をカットしたりすることもできます。自動録音機能や自動シャットダウンもできるので、これ1つあればある程度困ることはないでしょう。
仮想サウンドデバイスと聞いても、一般の人には難しいかもしれませんが、サウンドデバイスの一種です。これを使うことで、音声を変換して録音することもできます。
以前は仮想サウンドデバイスも何種類もありましたが、現時点で使えるものは今回紹介するものだけです。基本的には1台のパソコンにつき1アカントになり、1つのパソコンで2つ以上のアカウントを使う場合は、寄付が必要になります。このソフトを使いこなすことができれば、Discord での録音のクオリティが上がり、面白いものになるでしょう。
まずは、ここからダウンロードとインストールをします。全て英語ですが、ダウンロードのボタンを見つけたらクリックしてください。
ダウンロードが済んだら、ここで解凍を行い、インストールします。そして、VB-CABLEを再起動させたら完了です。
audacityを起動させ、マイクの部分をクリックしましょう。録音するものから、先ほどダウンロードしたVB-CABLEを選んでください。
最後に録音マークをクリックすれば、録音がはじまります。使い方は至ってシンプルなので、海外のソフトを普段から使っている人であれば、簡単に扱うことができるでしょう。
音声を単に録音するだけなら、正直Windowsに搭載されているサウンドレコーダーでも充分ですが、それ以上に音声やファイル形式を変換・編集するなら、仮想サウンドデバイスやステレオミキサーが必要になります。編集ソフトもフリーのものから有料のものまでたくさんありますので、自分で使いやすいもの、必要な機能があるものを探してみてください。
こちらはDiscord 専用録音ツールです。これがあればDiscord でのやりとりを簡単に録音することができます。録音ツール選びに悩んでいるなら、これを使ってもいいでしょう。
使い方はとても簡単で、自分のCraigに参加させたいDiscord ユーザーを招待します。招待した人が参加したら、録音ボタンを押せば録音がはじまります。無料で使えて、録音時間は最大で6時間となり、録音が終われば退室するだけでいいので、利用しやすいでしょう。
CraigはダウンロードとインストールをしなくてもOKなので、パソコンの容量を気にする必要もありません。録音データはサーバーに7日間保管され、以降は消去されますから、データが半永久的に残ることがないのもCraigの特徴です。また、ファイル形式もflac、mpeg、aac、audacityなど多くの形式に変換できますので、かなり使いやすいソフトではないでしょうか。
android端末には、録音する機能がまずありません。androidでDiscord の音声を録音するアプリなどもないようなので、iPhoneでしか録音することができません。iPhoneであれば、iOS11以降から搭載されている録音機能を使えば録音することができます。
ここでは、Discord で録音をする上で気を付けてほしいことを解説します。録音しながら誰かとやりとりするのは楽しいですが、その中にはルールがあるのです。
基本的なことですが、通話の録音やテレビ通話を撮る時は、相手の許可を取ってからはじめてください。バレなきゃいいというものではなく、無許可で録音すると後でトラブルに発展することもあります。法的に訴えられてしまうケースもあるので、録音やスクショをする時は、許可を取ってからにしてください。
録音したデータを勝手に自分の動画チャンネルやTwitterに流さないようにしましょう。どうしても録音データを使用したい場合も、使用許可を相手にとってください。
勝手に録音したデータを流すことは、プライバシーの観点からも決していいことではありません。また、喋った内容が他の人の個人情報や不利益になってしまう内容もあるので、録音データを流すことはしない方がいいでしょう。
基本的にandroidのタブレットでは録音はできず、できるのはWindowsのタブレット型PCとipadのみです。Windowsが搭載されているsurfaceにはサウンドレコーダーが入っているので、一般的なノートPCやデスクトップ型PCと同じように扱うことができます。
Discord はゲーマーだけでなく、SNSのように使っている人も多く、使用する人口も増えつつあります。話したことを忘れないように録音することも、必要になる場面があるでしょう。Discord を録音できるソフトはいくつもあるので、すぐにダウンロードして使うことができます。ただし、録音する時は相手やグループに許可を取った上で行ってください。