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ディスクにデータを書き込む際に、おすすめなのが「ImgBurn」というソフトです。今回はImgBurnのインストール方法は使い方、応用的な使い方をご紹介します。またImgBurnで対応できない場合の代替ソフトなども詳しく解説します。
現在DVDやBlu-rayを無料でライティングできるソフトの代表といえば、「ImgBurn」でしょう。そのほかにもフリーのライティングソフトはいくつか存在しますが、ImgBurnは他のフリーソフトとの連携率が高くのです。場合によっては他のフリーソフトと同封されていることもあるくらい、親和性の高いツールとなっています。
そこで今回の記事では、DVD/Blu-rayのライティングに特化したImgBurnの使い方と応用的な使い方について、詳しく解説していきましょう。
ImgBurnは、2006年に開発終了した、DVD Decrypterの後継ソフトです。DVD Decrypterからコピーガード機能を削除し、Blu-rayのライティングに対応させた完全無料のフリーソフトです。ほとんどのイメージファイルライティングに対応しております。
ディスクメディアからイメージファイルの抽出・データディスクの作成、ディスクコピーなどの機能も搭載されています。Windowsでライティングソフトといえば「ImgBurn」と言えるほど、ポピュラーな存在です。
●ポイント
ImgBurnには、ディスクメディアからイメージファイルを作成する機能があります。しかしコピーガード解除機能は搭載されていないため、市販・レンタルディスクメディアのリッピングには対応していません。地デジ録画ディスクに関してもリッピングできません。
それではImgBurnをインストールしてみましょう。現在の最新バージョンはv2.5.8.0になります。
(1)公式サイトにアクセスして、赤枠の中からリンクに飛びます。ミラーサイトからImgBurnのインストーラーをダウンロードしましょう。
(2)ダウンロードが完了したら、「SetupImgBurn_2.5.8.0.exe」をダブルクリックして、インストールを開始します。
(3)インストーラーを起動すると以下のような画面が表示されるので、「はい」をクリックして次に進みましょう。
(4)セットアップウィザードが表示されたら、「Next」をクリックします(インストーラーは英語です)。
(5)「I accept the terms of the License Agreement」にチェックを入れて、「Next」をクリックします。
(6)コンポーネントの選択画面では、そのまま「Next」をクリックしましょう。
(7)インストール先を変更する場合は「Browse...」をクリックします。問題なければ「Next」をクリックしましょう。※インストール先を覚えておくと、後から日本語にする場合に便利です。
(8)スタートメニューの登録画面は、そのまま「Next」をクリックします。
(9)ツールバーのインストール画面が表示されるので、チェックを外して「Next」をクリックしましょう。※関係ないツールがインストールされてしまうため。
(10)さらに関係ないツールのインストールを迫られるので、「カスタムインストール」をクリックします。「Baidu IMEをインストールし」のチェックを外し、「Next」をクリックしましょう。
(11)インストールが始まるので、完了したら「Clouse」をクリックして終了です。
インストールが完了したら ImgBurnを日本語化していきます。日本語化パッチをしたら、ImgBurnを日本語化します。ImgBurn日本語化の方法は以下のように:
(1)上記リンクからImgBurnと、同じバージョンの日本語ファイルをダウンロードして解凍しておきます。
(2)解凍した「Japanese.lng」ファイルを、「C:\Program Files (x86)\ImgBurn\Languages」にドラッグ&ドロップ、または移動して「続行」をクリックしましょう。※インストール先を変えている場合は、変更先のLanguagesフォルダに格納します。
(3)ImgBurnを起動し、日本語化されていれば完了です。
1.ImgBurnを起動したら、「イメージファイルをディスクに書き込み」をクリックします。
2.ブランクDVDをドライブに挿入し、入力元のフォルダアイコンをクリックして、イメージファイルを指定しましょう。
3.画面右下の「設定」からブランクDVDとドライブに合わせた書き込み速度を指定します。
4.設定が完了したら画面左下のディスクアイコンをクリックして書き込みを開始します。
●ポイント
書き込み速度は、かならずDVDとドライブが対応した速度にしてください。対応外の速度に指定すると、書き込みに失敗する確率が高くなります。
5.書き込みが始まると、下記の画面が表示されるので完了するまで待ちましょう。
6.メロディと共に「Operation Successfully Completed!」と表示されたら、書き込みは完了です。
1.ImgBurnを起動したら、「ディスクからイメージファイルを作成」をクリックします。
2.入力元がドライブになっているのを確認したら、出力元のフォルダアイコンをクリックして、保存先を指定します。この時「ファイルの種類」から、イメージファイルの形式を選択可能です。
3.ディスクアイコンをクリックして、イメージファイルの作成を開始します。
4.さきほどと同じように「Operation Successfully Completed!」と表示されたら、イメージファイルの作成は完了です。
ここでは一緒に使うことで、ImgBurnの利用価値が高まるフリーソフトをご紹介します。
DVDFab Paskey Liteは、DVD/Blu-rayのコピーガードを解除する機能を備えたフリーソフトです。最新のコピーガードに対応していないものの、ImgBrunには搭載されていない機能となります。一緒に使うことでイメージファイルの作成や、ディスクコピーの幅が広がります。
●ポイント
DVDFab Paskey Liteは、市販・レンタルDVDのコピーガード解除に対応しています。しかしディスクメディアのコピー・リッピングは、「違法行為」となってしまう可能性があるのです。利用する場合は、十分に注意してください。
今回の記事では、ImgBurnのインストール方法、使い方について解説いたしました。今回の記事をまとめると以下のようになります。
Windows限定ではあるものの、現在でも安定して利用できるライティングソフトのひとつです。ディスクメディアの扱いがある人は、とりあえずインストールしておくというのもよい方法かもしれません。