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MP3Gainってどんなソフト?使い方についても解説

2021-12-15 / Ryo

音声ファイルの音量に問題があるので微調整したいと思ったことはありませんか?そんな時におすすめのソフトが今回紹介するMP3Gainです。各種音声ファイルの音量を調整したり、均一化したりできるので、ソフトの特色や使い方について解説します。

MP3Gainとはどのようなソフト?

まずはそもそもMP3Gainとはどのようなソフトかについてみていきます。音声ファイルの調整を行いたい、音声を一定にしたいと思っている人は要チェックです。

音量を一定化できるソフト

MP3Gainは簡単に言うと複数の音声ファイルの音量を一定化できるソフトです。例えば音楽を再生するとき、通常であれば曲目ごとにいちいち音量を調整しなければならないでしょう。しかしMP3Gainを導入すれば、パソコンに収録されている曲目の音量がソフトで設定した音量に自動的に調節されます。つまり楽曲を聞くときにいちいち音量の調整をする必要がなくなるわけです。

音質の劣化はなし

音量を調節した結果、音質が劣化するのは嫌と思う人もいるでしょう。MP3Gainの場合、音質の劣化は起こりにくいのでその部分は安心していいでしょう。MP3Gainで音量調節を行う際、ファイルの再エンコードなど行わないからです。

ファイルのデータに含まれるスケールファクターと呼ばれる音量係数を書き換えるだけなので、劣化が起こりにくいです。ちなみにもし音量や音質に納得できなければ、元に戻すことも可能です。変更情報はファイルのフィールドに自動的に保存されるからです。

対応しているファイル形式

「MP3Gain」という名称なので、MP3にしか対応していないソフトと思われがちです。もちろんMP3メインですがそのほかにも、MP4やM4Aなどのフォーマットにも対応しています。これらの音声ファイルがあって、音量を均一的に調整したければ導入を検討してみるといいでしょう。

対応環境について

MP3Gainの対応環境ですが、Windowsのみになります。Macには対応していないので、その点には注意しておきましょう。Windowsの中でも95/98/Me/NT/2000/XP/Vistaに対応しています。自分のパソコンのOSをインストールする前に確認しておきましょう。

必要なものについて

Windowsのユーザーであれば、基本的に誰でも使用できるソフトです。MP3Gainを自分のパソコンにインストールして、音量をそろえたい音楽ファイルがあれば、すぐに利用できます。それ以外に必要なソフトや条件は基本的にありません。

MP3Gainの使い方について解説

MP3Gainの基本情報の分かったところで、具体的な使い方についてみていきましょう。ソフトなので、まずはパソコンにインストールして続いて音量調節を行う流れになります。

ステップ1:インストールする

ステップ1:インストールする

まずはMP3Gainのインストール作業からです。「k本的に無料ソフト・フリーソフト」もしくは「窓の杜」などからダウンロードできます。ちなみに上のスクショはk本的に無料ソフト・フリーソフトにおけるダウンロード画面です。「ダウンロード」ボタンをクリックすれば、パソコンに取り込まれます。

ステップ1:インストールする

インストールの時にいくつか注意点があります。インストール作業中に「Choose Components」というダイアログが立ち上がります。これは表示言語をどうするかというものです。「Language files」という項目があるのでその隣にある「+」をクリックし、「Japanese」にチェックを入れましょう。そうすれば日本語にて表記されます。

ステップ1:インストールする

MP3GainではMP3のほかにもMP4やM4Aファイルにも使えます。しかしMP3以外の場合、「AACGain」というソフトもインストールしなければなりません。こちらのダウンロードも忘れずに行いましょう。

ステップ2:起動する

ステップ2:起動する

MP3Gainのインストール作業が完了したら、ソフトを起動させましょう。すると上で紹介したような画面が立ち上がるはずです。下部に大きな空白の部分があるでしょう。ここに音量調節したい音楽ファイルをドラッグ・アンド・ドロップします。

ステップ2:起動する

また初期画面では英語表記になっているでしょう。これでも作業できる人はそのままでも構いません。しかしもし不安があれば、日本語表示に変更しておきましょう。上部の「Language」をクリックすると「Japanese」というメニューが出てくるはずです。こちらを選択すると日本語にすべて表記が変更されます。

ステップ2:起動する

ドラッグ・アンド・ドロップするとその音声ファイルが空白の部分に表記されるはずです。もし反映されないようであれば、画面上部に「ファイルの追加」や「フォルダの追加」タグがあるでしょう。こちらをクリックするとファイルもしくはフォルダの追加のダイアログが出現します。そして対象のファイルやフォルダを選択して、「開く」ボタンをクリックしましょう。

ステップ3:音量の数値を設定する

ステップ3:音量の数値を設定する

ファイルをすべてドラッグ・アンド・ドロップできたところで、音量の数値を調整しましょう。スクショにある「目標”標準”音量」というところで調整できます。デフォルトでは89dBになっているはずです。別にこのままでもいいですが、ちょっと音量的には低いかもしれません。

メディアによっては結局音量をまた上げないといけないので意味がなくなります。少し上げておいたほうがいいでしょう。ただしあまりにあげすぎてしまうと音割れが生じるかもしれません。92dB前後を目安に調整するといいです。ちなみに95dBを超えてくると音割れリスクが高まるので、こちらも参考にしてみてください。

音量を調節するにあたって、元の音量を把握しておきたいという人もいるでしょう。その場合には上部にある「トラック分析」ボタンをクリックしましょう。もしアルバムゲインを希望するのであれば、メニューバーにある「分析」→「アルバム分析」の順番でクリックしてください。すると音量などの情報が表示されるはずです。

ステップ4:ゲインを変更する

ステップ4:ゲインを変更する

ここまで設定が完了したら、あとは音量の調整をするだけです。メニューバーのところにある「ゲインの変更」をクリックしてください。すると「トラックゲインの適用」「アルバムゲインの適用」のいずれかをクリックしてください。もしくは「トラックゲイン」というタブをクリックすることでも処理は始められます。

ゲインを変更する

処理が完了すると、音量が自分が設定した数値に変更されているはずです。こちらを確認しましょう。もしかするとファイルリストの中で、赤色に変色しているものがあるかもしれません。これは音量調整の結果、音割れの発生していることを意味します。しかし赤色で表示されたファイルすべてが音割れが発生しているとは限りません。ですから自分の耳で聞いて、音割れが起きているかどうか確認しましょう。

ちなみに音量を変更したところ、どうもその音に納得できないというケースもあるでしょう。その場合、変更前の状態に戻すことも可能です。その場合にはメニューバーにある「ゲインの変更」→「Undo Gain Changes」の順番でクリックすると元に戻ります。

MP3Gainを使用する上での注意点

MP3Gainは音楽をよく聞く人にとっては魅力的なソフトです。しかし使用するにあたって注意すべきポイントもいくつかあります。これから本格的に使用しようと思っている人は、以下の点に注意しましょう。

再生中に調整しないこと

MP3Gainにドラッグ・アンド・ドロップすると対象の楽曲のリストが表示されます。このリストの部分をクリックすれば、音楽が再生できます。しかし再生しているときにトラックゲイン機能を作動させると、エラー表示になってしまうので注意しましょう。ファイルの書き込みができなくなってしまうからです。ゲインをしていない局に関しては問題ないので、どうしても音楽を聴きながら調整作業をしたければ、トラックゲインをしていない楽曲を聞くように心がけましょう

音量の調整は元ファイル次第

例えば音割れやゆがみを生じている音声ファイルの音量を下げて、音割れやゆがみをなくすことも可能です。ここでどの程度音量を下げれば問題が解決するか、これは一律ではありません。元ファイルに依存します。ですからすべてのファイルを一律にここまで音量を下げれば、音割れなどの問題が生じなくなるというものはありません。ですから楽曲Aではここまで下げれば大丈夫だけれども、楽曲Bを同じレベルまで下げてもまだ問題が発生することもあり得ます。

念のためにバックアップを取っておこう

MP3Gainの場合、前にも紹介したように音量を調整したけれども元に戻す場合には「Undo Gain Changes」という機能を使います。しかしもしかすると何かしらのアクシデントで、ファイルが元に戻らないこともゼロではありません。特に紛失してはならない大事な音声ファイルであれば、念のためにUSBメモリなどにバックアップを取っておくと安心です。容量が少ない場合には、クラウド機能などを使ってバックアップを取るといいでしょう。

まとめ

まとめ

MP3Gainは複数の楽曲を一括で音量調整できるのが魅力のソフトです。ここまで紹介したように、使い方もそんなに複雑ではありません。初心者でもしばらく操作すれば、使いこなせるようになるでしょう。圧縮やフォーマット変換などの再エンコードの必要がないので、音質の劣化の心配もありません。ただしまりに多数の楽曲を一気に調整するとフリーズする可能性があります。ですから調節するときには、50曲を上限に作業を進めるといいでしょう。