ホーム > 役立つ知識と情報> 誰でも手軽にVR動画が楽しめる時代!VR動画プレイヤーを11種類紹介

誰でも手軽にVR動画が楽しめる時代!VR動画プレイヤーを11種類紹介

2021-12-06 / Ryo

VR Video

VRとは

VRとは「Virtual Reality(バーチャルリアリティ)」の略で、「仮想現実」を意味しています。よって、VR動画は3Dコンピューターグラフィックと実写の映像を組み合わせ、まるで目の前にあるかのような三次元の空間として捉えられるように作られた動画のことを言います。VR動画を見る際はVRヘッドセットを装着することにより、仮想現実の中で自らの動きに合わせた視点で映像を眺めることができます。

VRはゲームや映像作品などのエンターテインメント分野のみならず、トレーニングや技術習得、3Dでのデータ再現など、ビジネス関係の分野でも活用されつつあります。

VRヘッドセットの種類

VRヘッドセットは「据え置きタイプ」「スタンドアローンタイプ」「モバイルタイプ」の3種類に大きく分けることができます。それぞれ価格帯やスペック、使用方法などが違うため、用途に合わせて選ぶ必要があります。それぞれのVRヘッドセットの特徴は以下のようになります。

  1. 据え置きタイプ

据え置きタイプはパソコンやゲーム機にケーブルで接続して使うタイプのVRヘッドセットです。高画質でVR空間を感じることができ、リアルな没入感を求める方にはおすすめです。ただ、高画質で映像を視聴ためにはパソコンも高スペックである必要があります。また、据え置きタイプの価格帯は高めになっていることにも注意が必要です。

  1. スタンドアローンタイプ

スタンドアローンタイプはパソコンに接続したりスマホを差し込んだりすることなく、VRヘッドセット、VRゴーグルを装着するだけですぐにVR動画を楽しむことができるタイプです。

  1. モバイルタイプ

モバイルタイプはVRゴーグルの前の部分にスマートフォンを差し込むことでVR動画を楽しむことができるタイプです。使用方法は非常に簡単で、スマートフォンにVR動画を再生するアプリをインストールし、VRゴーグルの前にスマホを差し込んで距離幅を調節するだけです。価格帯が低く、持ち運びが楽なことでも人気のタイプとなっています。

VR動画を再生する際に注意点

VR動画を再生する際にはいくつか注意しなければならない点があります。

通信量の負担が大きい

VR動画の再生には同じくらいの画質の通常動画に比べるとはるかに大きいファイルサイズが必要です。そのため、通信量に大きな負担がかかります。

目への負担が大きい

VR動画の視聴は通常動画の視聴よりもかなり大きい負担が目にかかります。長時間視聴をしないように気をつけましょう。

指定されたプレイヤーでしか再生できない動画がある

VR動画によっては指定されたソフトやアプリでしか再生できないことがあるのでダウンロードの前に確認する必要があります。

PC向け VR動画プレイヤー

VR動画はVR動画プレイヤーソフトがあれば自宅のパソコンから視聴することが可能です。ここからはおすすめのVR 動画プレイヤーソフトを紹介します。

Simple VR Video Player

simple VR Video Player

Simple Video Playerは世界的なゲームプラットフォームのSteamで配信されている有料のWindows 版VR動画プレイヤーです。HTC ViveとOculus Riftどちらのヘッドセットでも視聴できます。YouTubeなどのストリーミング再生はできませんが、HDD内に保存されている動画を再生することが可能です。

2D再生はもちろんのこと、左右分割、上下分割の3D再生も可能です。さらに360°のVR動画のみならず、海外サイトによくある180°動画も再生可能です。また、ガンマやコントラストなどを補正でき、目に負担のかからない環境でVR動画を再生できます。

GoPro VR Player

GoPro VR Player

GoPro VR Player はWindows版とMac版の両方が無料配信されているVR動画プレイヤーです。HTC ViveとOculus Riftどちらのヘッドセットでも視聴できます。もともとはアクションカメラの代表的存在、GoProで撮影した360°の再生のために配信されたソフトですが、GoPro以外で撮影された映像でもなんの問題もなく再生可能です。

詳細な設定も可能で、より良い環境でVR動画を楽しむことができるようになっています。動作が不安定になるときがあるという報告もありますが、十分に使えるソフトだと言えます。

Azure Virtual Desktop

Azure VR Media Player

Azure Virtual DesktopはHTC ViveとOculus Rift、WMRヘッドセットのためにMicrosoftが開発したWindows版の有料VR動画プレイヤーソフトです。使い方は非常に簡単で、Azure Virtual Desktopのウィンドウに視聴する動画をドラッグ&ドロップするだけでVR動画を再生できます。両手に持つ専用コントローラーを使うことでPC画面上をVR空間上で操作可能です。

SteamVR Media Player

SteamVR Media Player

SteamVR Media PlayerはSteam内に内蔵されたVR動画プレイヤーで、360°で作られた画像や動画の再生に対応しています。

メディアのレイアウトにはモノラル方式、左右ステレオ方式、上下ステレオ方式の3つの種類があります。VR空間での視聴環境は平面の仮想スクリーン、180°、360°、魚眼方式が使えます。

Open VR Video Player

Open VR

Open VR Video PlayerはOculusの公式サイトで無料ダウンロード可能なOculus RiftのためのVR動画プレイヤーです。YouTubeなどの動画ストリーミングサイトでアップロードされている動画のURLを入力して再生することが可能です。機能がたくさんあるわけではありませんが、VR動画再生に必要な機能は揃っています。ただし、画質は通信環境によっては低下してしまうため、通信環境が良くない場合はダウンロードしたうえでVR動画を再生する必要があるでしょう。

おすすめのVR動画プレイヤーアプリ

ここからはスマートフォンでVR動画を再生できるVR動画プレイヤーアプリのおすすめを紹介します。

DMM VR動画プレイヤー

DMM

DMM VR動画プレイヤーはVR動画プレイヤーアプリです。 Android版とMac版の両方があり、DMMアカウントで公式のWi-Fi環境さえあれば動画をストリーミング、もしくはダウンロードする設定が可能。Wi-Fi環境のある時に動画をダウンロードし、通信料を気にせずにどこでも2Dもしくは360°式でVR動画を再生できる便利なアプリとなっています。ダウンロードする画質は高画質、中画質、低画質の3種から選択することが可能です。

VRゴーグルを外さずに視点移動で操作ができる点が非常に便利です。また、パスコードの設定が可能なので、セキュリティ面でも安心できます。

Google Spotlight Stories

Google SpotLight

Google Spotlight StoriesはGoogleが公式に提供している「没入型インタラクティブムービープラットフォーム」です。Android版とMac版の両方があり、コンテンツはアカデミー賞ノミネート作品やエミー賞を受賞した作品もあり、非常にレベルが高い作品が揃っています。作品のジャンルはアニメーションや実写映像など多種多様なので飽きることなく楽しめます。

動画をダウンロードしてから再生する無料のVRプレイヤーアプリなので、ロードしている途中で動画が止まってしまう心配がありません。

dTV VR

dtv vr

dTV VRとは国内最大級の動画配信サービス、dTVが提供しているVR動画プレイヤーアプリです。Android版とMac版の両方があり、人気アーティストのライブやミュージックビデオ、国内外のドラマなどを2Dもしくは360°の2つのモードで視聴が可能です。ただし、視聴にはdTVに会員登録する必要があります。

Fulldive VR – Virtual Reality

Fulldive

Fulldive VR – Virtual RealityはVR動画を視聴するだけでお金やビットコイン、イーサラム、その他の暗号通貨を得ることができるソーシャルVRプラットフォームです。Android版とMac版の両方があり無料で利用可能で、メニューからVRコンテンツを視聴するまでの操作の全てをVR空間の中で行うことができるため、圧倒的な没入感を味わえるのがこのアプリの特徴です。まるでヴィラのような空間内でホログラムかのように浮かび上がるメニュー画面を眺めているだけで、まるでSF映画の中に迷い込んだかのような感覚になります。

コンテンツもジャンル、再生数ともに多数。また、日本語に対応しているので、安心して使用できます。このアプリではVR動画を視聴するだけでなく、Webページや写真の閲覧にも利用できる多機能で汎用性の高いアプリです。

VR Theater for Cardboard

VR Theater for CardboardはAbdroido版のVR動画プレイヤーアプリで、ユーザーからの支持が高く、最も頻繁に推奨されています。Cardboardで視点調整するとピントを調節でき、無料で広告なしでVR動画を視聴できます。また、Bluetoothマウスやリモコンなどの機器なしで、頭を動かすことによりジャイロ操作して動画の早送りなどが可能です。

ただし日本語対応がないため、英語が苦手な方は設定に苦労するかもしれません。また、4K動画には未対応なのでパソコンで4K動画を再エンコードし、2Kの解像度に圧縮することで再生する必要があります。

VaR’s VR Video Player

Cardboard

VaR’s VR Video PlayerもVR Theater for Cardboard同様Android版のみ対応のVR動画プレイヤーアプリです。他の数あるアプリと比べても映像に関する設定が非常に豊富なのが特徴です。瞳孔間距離や歪みの補正、明るさやズーム、コントラストや彩度、動画再生位置などを詳細に設定可能。お子様のVR視聴にもかなり重宝するでしょう。もちろん大人も最大限に整った環境でVR動画を視聴することができます。初めは調整に時間がかかるかもしれませんが、動画を見ながら載せてが可能なため手間はかなり軽減されています。

また、VaR’s VR Video Player はVR作品だけでなく、通常の2Dの動画や画像も再生可能です。さらに動画再生時には画面いっぱいに映像が映り、180°、360°の動画再生も可能です。

自分のスマートフォンにためたVR動画や他のコンテンツを楽しむならこちらのアプリがおすすめでしょう。

3D VR Player-3D Movie Video

VaR's VR Video Player

3D VR Player-3D Movie Videoはとりあえず手軽にVR動画を視聴したいと言う方におすすめのVR動画プレイヤーアプリです。Android版とMac版の両方があり、日本語にも対応しています。リモコンなどなしで視線などの動きだけで操作ができるモーションコントロールが採用されていること、あれこれと設定が必要ないことなど、VR初心者には嬉しいお手軽さが人気です。いっぽうで、詳細設定が不可能なので本格派のVR動画再生アプリに比べると画質の点では少し劣るという欠点はあります。

まとめ

VRの基礎知識とともに、VR動画プレイヤーをパソコン向け、スマートフォン向け合わせて11種類紹介しました。

通常の動画では得られない臨場感、没入感をもたらしてくれるVRの世界を堪能するために、ぜひここで紹介したようなツールを使ってみてください。今まで、VR動画視聴は複雑で面倒、と思っていた方もきっとその手軽さと魅力に驚くことでしょう。便利なツールを使って、新しい世界の扉を開いていただければ幸いです。